チョコレートと飲み物の相性は？専門店の極上ペアリング提案

2025年9月4日

こんにちは！大阪・池田市のCHOCOLATERIE TOKI（ショコラトリートキ）です。

美味しいチョコレートを見つけたとき、次に考えるのは「何を一緒に飲もう？」ということではないでしょうか？

実は、チョコレートと飲み物の組み合わせ、「ペアリング」を意識するだけで、どちらの美味しさもグッと引き立ち、まるで魔法のような新しい発見があるんです。

今回は、チョコレート専門店であるTOKIが、特に相性の良いワインとコーヒーとの極上マリアージュ（組み合わせ）をご紹介します。

🍷 チョコレートとワインの「意外な」共通点

「チョコレートにワイン？」と驚かれるかもしれませんが、この二つは実はとても相性が良いんです。その秘密は、どちらにも含まれる**「ポリフェノール」**という成分にあります。

ポリフェノールはワインの渋み、カカオの苦味の元。似た要素を持つからこそ、お互いの複雑な風味を打ち消し合わず、むしろ引き立て合うのです。

ペアリングの基本的なルールはたった一つ。

【ペアリングの基本ルール】

「チョコレートよりも、ワインを甘く、重く」選ぶこと！

チョコレートの甘さが勝ってしまうと、ワインの酸味や渋みが際立ちすぎてしまうため、ワインの甘さを少し上回ることを意識すると失敗が少なくなります。

カカオの持つ強烈な苦味と深みには、同じく濃厚で、甘さとコクが凝縮した甘口の赤ワインがベストマッチ！ワインの持つブドウの凝縮感が、ビターチョコの苦味を優しく包み込み、まるで熟成したフルーツのような風味を引き出します。

ミルクチョコレートの優しい甘さと、カカオのまろやかなコクには、イチゴやラズベリーのようなフルーティーな香りを持つ軽やかな赤ワインを。ミルク感がワインの渋みを和らげ、後味に甘酸っぱい余韻を楽しめます。

ポリフェノールを含まないホワイトチョコレートは、他のチョコレートより相性の幅が広いのが特徴。炭酸の泡がカカオバターの油脂をリフレッシュしてくれるスパークリングや、シトラス系の爽やかな香りを持つ白ワインが、そのミルキーな甘さを引き立ててくれます。

ワインと並んでチョコレートの最高のパートナーとなるのがコーヒーです。

コーヒー豆とカカオ豆は、どちらも「発酵」「乾燥」「焙煎」という似た工程を経て、独自の風味を持つようになります。この共通点があるからこそ、お互いの持つ「苦味」「酸味」「香ばしさ」が調和し、新しい美味しさを生み出すのです。

チョコレートのしっかりとした苦味とコクに、コーヒーの持つ重厚な苦味と香ばしさを合わせます。苦味が重なり合うことで、かえってチョコレートの隠れた甘さが際立ち、全体に深い味わいが生まれます。

このペアリングは「風味をリンクさせる」のがコツ。チョコレートが持つ爽やかな酸味やフルーティーな香りと、コーヒーが持つ華やかな果実味が口の中で共鳴し、一層明るく鮮やかな味わいになります。

焙煎したナッツや香ばしいプラリネの風味には、コーヒーが持つナッツのようなアロマがぴったり！お互いの香ばしさが強調され、まるでヘーゼルナッツチョコレートドリンクのような、温かく心地よいハーモニーが生まれます。

ワインでもコーヒーでも、チョコレートとのペアリングを楽しむ最大のポイントは、「共通の風味」を見つけたり、「対照的な要素」をぶつけたりすること。

CHOCOLATERIE TOKIのチョコレートは、カカオの産地や素材の個性が際立っているため、飲み物とのペアリングの楽しみ方も無限大です。

今日ご紹介したルールを参考に、ぜひ様々な組み合わせを試して、あなただけの「最高のひととき」を見つけてくださいね。