こんにちは。池田・城跡公園のすぐそばでチョコレートを専門に作っている「CHOCOLATERIE TOKI(ショコラトリー トキ)」の店主です。
大阪の北摂にある池田市は、歩けば歩くほど面白い発見がある街です。豊かな自然もあれば、歴史ある邸宅や、世界を驚かせた発明の足跡もある。そんなこの街の雰囲気が好きで、私はここで日々カカオと向き合っています。
今日は、私が自信を持っておすすめする池田の観光スポットと、その帰りにぜひ寄っていただきたい当店のこだわりについてお話しさせてください。
1. 「ひらめき」に触れる、カップヌードルミュージアム
池田観光といえば、まずはここ「カップヌードルミュージアム 大阪池田」です。
安藤百福さんが、自宅の裏庭にある小さな小屋で世界初のインスタントラーメンを発明したエピソードは有名ですよね。何もないところから新しい価値を生み出す……その熱量は、同じ「作る仕事」をしている私にとっても、いつも背筋が伸びる思いがします。
当店のチョコレート作りも、実は似たような試行錯誤の連続です。温度の1度、配合の1%にこだわり、どうすればカカオの香りを一番引き出せるか。発明の聖地を巡った後は、そんな職人のこだわりも、きっとより身近に感じていただけるはずです。
カップヌードルミュージアム 大阪池田https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/
2. 五月山のウォンバットに癒やされる
ミュージアムから坂を少し登れば、市民の憩いの場である五月山と、そこにある「五月山動物園」が見えてきます。日本で二番目に小さな動物園ですが、ここには珍しい「ウォンバット」がのんびりと暮らしています。
あの愛くるしい動きを見ていると、自然と心が丸くなるから不思議です。私たちの店が目指しているのも、そんな「心のほぐれる瞬間」です。忙しい毎日のなかで、一粒のショコラを口にしたときだけは、ウォンバットを眺めているときのような、穏やかな時間を感じていただけたら嬉しいですね。
3. 小林一三が愛した、池田の「美」
阪急電鉄の創始者、小林一三さんの邸宅やコレクションを公開している「逸翁美術館」と「小林一三記念館」も、池田の奥深さを知るには欠かせない場所です。
一三さんが大切にした「日常を豊かに彩る」という考え方は、私たちの店づくりにも大きな影響を与えています。チョコレートは決して「生きるために絶対必要なもの」ではないかもしれません。でも、それがあることで今日という日が少しだけ特別になる。そんな、生活に寄り添う「美しさ」や「豊かさ」を大切にしたいと考えています。
逸翁美術館・小林一三記念館https://www.hankyu-bunka.or.jp/
4. 落語の街・池田の「粋」を楽しむ
街を歩いていると、落語ののぼりを見かけることもあるでしょう。「落語みゅーじあむ」は、池田が落語の舞台として愛されてきた歴史を今に伝える、全国でも珍しい施設です。
落語の世界に流れる「粋」な心意気や、人を笑わせる職人芸。チョコレート作りも、人を喜ばせるという意味では通じるものがあると思っています。難しい理屈抜きで、「美味しい!」「楽しい!」と感じていただけるような、そんな手仕事を大切にしています。
5. 旅の締めくくりは、CHOCOLATERIE TOKIへ
池田の街をたくさん歩いて、いろんな刺激や癒やしに出会ったあと、その余韻を楽しみながら立ち寄っていただけるのが「CHOCOLATERIE TOKI」です。
私たちが一番こだわっているのは「香り」です。 例えば、収穫後60日以内に加工されたカカオをたっぷり配合した「TOKIオリジナルのショコラソフトクリーム」や、一粒ずつ丁寧に作り上げた「ボンボンショコラ」。これらは、カカオの鮮烈な風味をダイレクトに感じていただける自信作です。
- 温度と鮮度のこだわり: 大量生産ではできない、職人ならではの温度管理で、最高の口溶けを追求しています。
- 池田のお土産に: 観光の思い出と一緒に持ち帰っていただけるような、この街らしいギフトも用意しています。
「今日は良い一日だったな」 そう思いながら、最後の一口に私たちのチョコレートを選んでいただけたなら、店主としてこれ以上の喜びはありません。
五月山の風を感じ、歴史に触れたあとは、どうぞ甘い香りに誘われて。
城跡公園のすぐそばで、皆様にお会いできるのを楽しみに待っています。
CHOCOLATERIE TOKI(ショコラトリー トキ)
一粒のショコラに、心を込めて。

